AI時代に「Web制作会社はもう不要」は本当か?失敗しない選び方と集客パートナーの5条件

AI時代に「Web制作会社はもう不要」は本当か?失敗しない選び方と集客パートナーの5条件

他の制作会社に頼んでリニューアルしたのに、問い合わせが全然増えない

こうした相談や事例が後を絶ちません。

結論として、Webサイトを「作ること」が目的になってしまい、集客につながっていないWebサイトになっていることが多いです。

「AIでWebサイトが作れる時代に、制作会社に依頼する意味があるのか?」という声も増えています。

率直に言います。「作るだけ」の制作会社に依頼する意味は、確かに薄れています。
しかし、集客戦略と一体で動ける制作会社の価値は、AI時代に逆に高まっています。

Web制作・SNS運用のプロとして、失敗しない制作会社の選び方と、AI時代に集客を最大化するパートナーの条件をお伝えします。

この記事の結論

  • AIツールを使いこなせれば、サイトの「見た目」は自力で整えられるが「集客力が高いかどうか」は別の話。
  • 選んではいけないWeb制作会社の3つの特徴は、「要望を聞くだけ」「見た目を整えるだけ」「テンプレートで安く作るだけ」。
  • 良い制作会社は「デザイン力」ではなく「戦略設計力」で選ぶことがベスト。
目次

Web制作会社はAI時代にオワコンになるのか

AIの登場によって「作るだけ」の制作会社は不要になりつつあります。
しかし、集客戦略と制作を一体で動かせる会社の価値はむしろ上がっています。

AIが「平均点のサイト」を量産する時代だからこそ、残り20点の差別化がビジネスの勝敗を決めます。

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”勝ち筋”は見えていますか?

Question 1/5

Q1. 競合と自社の「差分」や「立ち位置」を、
毎月定量的に把握できていますか?

診断イラスト

AIでWebサイトが自動生成できる今、制作会社への依頼は不要?

WixのADI機能やDurableのようなAI自動生成ツールを使えば、確かに数分でそれなりのWebサイトは作れます。生成AIにコピーを書かせれば、「それっぽい文章」もすぐ出てきます。

バイブコーディングのように簡単な言葉を投げかければ「それっぽいモノ」は簡単にできてしまいます。

バイブコーディング(Vibe Coding)とは、自然言語(日本語)で「こういうアプリが欲しい」とAIに伝えるだけで、AIが設計からコード生成、修正まで行うプログラミング手法のことを指します。

しかし、これらのツールが生成するのは「過去の膨大なデータから導き出された平均点のサイト」がベースです。競合も同じツールを使えば、同じような構成・同じようなコピーのサイトが量産されます。

もちろん、指示者の内容が的確で要件もはっきり決まっていてデザインのイメージや課題点がはっきりと分かっているのなら、Web制作会社は不要になることになると想像できます。

成果の出るWebサイトに仕上げるためには、自社独自のストーリー、地域性、顧客のリアルな声を設計できるかどうかが、集客力の差になります。

AIを使いこなせれば、制作会社なしで集客できる?

AIツールを使いこなせれば、サイトの「見た目」は自力で整えられます。
しかし、集客で成果が出るかどうかは別の話です。(2026年4月時点)

集客につながるWebサイトに必要なのは、「誰に・何を・どう伝えるか」という戦略設計と、ユーザーを問い合わせや購入などのゴール(CV)へ導くUI/UXの設計です。これはAIツールを単純に利用するだけでは補えない部分であり、実力のあるWeb制作会社が最も時間をかける部分でもあります。

AIは「一般論の80点」を出すのが得意ですが、貴社独自の強みを抽出して競合と差別化する戦略を作ることは苦手です。その設計こそが、プロの制作会社に依頼する本来の価値です。

  • 「要望を聞くだけ」
  • 「見た目を整えるだけ」
  • 「テンプレートで安く作るだけ」

この3タイプに依頼しても、集客課題は解決しません。依頼前に必ず確認してください。

①要望通りに作るだけの制作会社に依頼しても集客できない理由は?

「こんなデザインにしたい」
「このページ構成で」

クライアントの要望をそのまま形にするだけなら、AIツールやテンプレートで十分です。
わざわざプロの制作会社に依頼する必要はありません。

有名なツールでいえば、デザイン作るだけならCanvaで十分です。

制作会社に依頼する本来の価値は、「なぜそのデザインが必要なのか」「このページ構成でユーザーはゴールにたどり着けるのか」を一緒に考え、事業成果につながる設計をすることにあります。

「要望をそのまま聞く」だけの会社は、要件定義や戦略設計をクライアント任せにしているため、完成したサイトが集客につながらなくても「依頼通りに作りました」で終わります。

制作を依頼する前に、「なぜその設計が必要か」を説明してくれる会社かどうかを確認しましょう。

②リニューアルで見た目を綺麗にしても問い合わせが増えないのはなぜ?

原因は、「なぜ今のサイトで集客できていないのか」の根本分析をせずに、見た目だけを更新したことが大半を占めています。

リニューアル相談に来るお客様の多くが、「以前の制作会社に頼んでデザインは綺麗になったが、問い合わせが増えなかった」という経験を持っています。しかし、ユーザーが求めている情報とサイトが伝えている情報のズレが解消されなければ、デザインをどれだけ刷新してもアクセス数も問い合わせ数に増えません。

リニューアルの提案前に「現状サイトの課題分析」を提示できる会社かどうかを、必ず確認してください。

③安いテンプレート制作はSEO・AI検索で本当に不利になる?

使いどころ次第ですが、多くのテンプレート制作は細かいSEO対策やAIで言及されるためのスキルや構築を含んでいないことが多いため使い物にならない場合があります。

Googleは独自性・専門性・信頼性(E-E-A-T)をWebサイト評価の判断において重要な指標としており、汎用テンプレートで作られた一般的なコンテンツのサイトは、この観点で評価されにくい傾向があります。

出典:Google有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成

さらに2025年以降のAI検索(Google AIオーバービュー、Perplexityなど)では、「他のどこにも書いていない独自情報」を持つサイトが優先的に推薦・引用される傾向が強いです。
どこにでもある一般的な構成とコピーで作られたサイトは、AI検索でも評価されません。

初期費用を抑えるためにテンプレートを選ぶことで、長期的なSEO対策・AI検索対策では効果が薄い可能性が高いことを理解したうえで、判断してください

集客につながるWeb制作会社の5つのチェックポイント

良い制作会社は「デザイン力」ではなく「戦略設計力」で選ぶことがベストです。当社が制作をするにあたり大切にしている5つの観点を、チェックポイントとしてお伝えします。

  1. 事業成果(CV)から逆算した設計ができる会社かどうか?
  2. UI/UXデザインの質は何を見れば判断できる?
  3. 自社独自の機能・システム連携に対応できるか?
  4. 制作後の保守・セキュリティ対応できるか?
  5. 法律・規制への準拠を一緒に考えてくれる?

①事業成果(CV)から逆算した設計ができる会社かどうか?

初回の打ち合わせで「どんなデザインにしたいですか?」から始まる会社と、「このサイトで最終的に何を達成したいですか?」から始まる会社では、アウトプットが根本的に異なります。

「月に何件の問い合わせが必要か」「そのためにどのページにどれだけのアクセスが必要か」

CVから逆算した設計図を描ける会社かどうかは、初回提案の切り口で雲泥の差が出ます。
アクセス数やデザインの話から入る会社には注意が必要です。
※PR目的のWebページであればデザインよりの話でも可

②UI/UXデザインの質は何を見れば判断できる?

制作実績の「見た目の綺麗さ」だけで判断しないことが重要です。

「このボタンをここに置いた理由は?」「このページの導線設計の意図は?」と質問してみてください。

デザインの意図を言語化できる会社は、感覚ではなく戦略とロジックでデザインを作っています。

「なんとなくおしゃれ」なデザインを作る会社と、「ユーザーを動かす」デザインを作る会社は、根本的に発想が異なります。

③自社独自の機能・システム連携に対応できるか?

予約システムとの連携、会員管理、CRMとのデータ連携——事業が成長するにつれて、サイトに求められる機能は複雑になります。

制作実績の技術的な多様性(使用CMS・開発言語・連携システムの種類)を確認し、「WordPressのみ」の会社か、「要件に合わせた技術選定」ができる会社かを見極めましょう。将来の拡張性を見据えた提案ができるかどうかも確認ポイントです。

当社では、制作納品後に「お客様が困ることなく自走し運用できるか?」を重きに置いています。

④制作後の保守・セキュリティ対応はどうする?

「制作したら終わり」の会社か、「制作後も伴走する」会社かは、保守・セキュリティの対応方針で判断できます。

CMSのバージョンアップ対応、セキュリティ脆弱性への対処、定期バックアップ体制——これらを「自社管理」にするか「保守契約として対応する」かを、制作前に明確にしてくれる会社を選びましょう。

⑤法律・規制への準拠を一緒に考えてくれる?

景品表示法・薬機法・個人情報保護法など、業種によっては制作物に厳格な法的制約があります。

「それはクライアント側で確認してください」と丸投げにする会社ではなく、表現・設計の段階からコンプライアンスの観点を持って関わってくれる会社かどうかを、初回打ち合わせで確認しましょう。

Webサイトを軸にした集客の4象限|どの施策から始めるべきか

すべての集客施策はWebサイトという受け皿に流れ込みます。
受け皿の質が悪ければ、広告もSEOも無駄になります。まず受け皿を整えること!これが集客施策の大前提です。

費用と時間軸で見る、集客施策の4象限マトリクス

集客施策は「即効性(短期)」と「資産性(長期)」の2軸、「高費用」と「低費用」の2軸で整理できます。

集客施策の4象限マトリクス
項目高費用低費用
即効性(短期)Google/Yahoo!広告、SNS広告チラシ配布、SNSストーリーズキャンペーン
資産性(長期)大規模オウンドメディア、TVCM等のPRSEO対策、公式SNS継続運用、LLMO対策

Webサイトはすべての施策の「ハブ(受け皿)」です。このハブがザルの状態では、どの象限の施策も効果を発揮しません。

限られた予算で最初に手をつけるべき施策はどれ?

広告とSEO、どちらを先に始めるべきか

これも、よく受ける質問です。

私たちの答えは「まず受け皿(Webサイト)を整えることが先」です。どれだけ広告費をかけてアクセスを集めても、サイトでユーザーが離脱してしまえば費用は垂れ流しになります。

ただし、Webサイトやお客様が置かれている状況(シチュエーション)によって、「どこまで作りこむか?」が分かれます。

理想のWebサイトを構築する資金がないのであれば、

  1. 渾身のLP1枚を仕上げ小予算で広告を回す
  2. 反応良いキャッチコピーや訴求内容、コンテンツの順番を見定める
  3. 成果が出るまで細かいチューニングを行う
  4. 広告で成果の良かった訴求内容やお客様の声を中心に本丸を作り始める

こういった手順になるでしょう。


一方で、「十分に資本があり独自データも溜まっており、あとは整理するだけ」という状況であれば一気に作っても成果は高確率で出ると想定しています。(調査はどのみち必要)

つまり、シチュエーションに合わせながらサイトの戦略・UI/UXが整ったうえで、即効性(広告)と資産性(SEO・SNS・LLMO)を組み合わせていく手法が、費用対効果の高い正しい順序だと考えています。

集客に成功した成功事例

事例①|ファミリーキャンプで圧倒的人気を誇るキャンプ場

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キャンプアンドキャビンズ山中湖さんは、関東圏内では1,2位を争うほどのキャンプ場です。誰もウェルカムなキャンプ場ではなく、家族キャンプ専用と差別化をそもそも行っています。

キャンプ場なので、現地での体験やサービスそのものが勝負になりますが、予約が入らないとその素晴らしさを実感することも口コミを獲得することも不可能です。2023年9月15日オープンしたキャンプ場ですが、指名検索数は最大で6万を超える超人気キャンプ場サイトになっています。

年月検索ボリューム
2025年2月22,200
2025年3月27,100
2025年4月40,500
2025年5月49,500
2025年6月33,100
2025年7月60,500
2025年8月49,500
2025年9月40,500
2025年10月33,100
2025年11月22,200
2025年12月18,100
2026年1月14,800

※検索ボリューム:GoogleKeywordPlannerより算出

予約は公式サイトのみです。
どの集客チャネルを通っても、公式Webサイトへ行きつくことになりますが、「期待したけど、使いにくい」「現地でのイメージが浮かびづらい」となれば離脱になり予約も発生しません。

現在では、キャンプ場予約ができるポータルサイトを経由せずとも、自社のオンライン予約システムのみで予約が完結するため無駄な手数料も発生しません。

現地での体験と伝えたい想い、家族でキャンプをする人たちに向けたコンテンツ(と現地でのイベント)がうまく融合した実例でしょう。

今では人気になりすぎて予約困難となってしまい別の問題が発生していますが、オープンから2~3年という短い期間での成果は、サービス体験業としては成功事例と言えます。

事例②|検索流入が前年比110%、予約導線の改善でCVRが向上

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全国に20店舗以上のフォトスタジオを展開し、ウェディング事業を手掛ける株式会社デコルテさんのサービスの一例では、検索流入が前年比110%を達成。

Webディレクターが株式会社デコルテに常駐し、ブランド価値を社内外に発信するための伴走型支援を行った結果、自然検索流入は前年同期と比べて+470件、成長率は+10.3%を記録。とくにGoogle検索からの流入は12.2%増加しており、SEOを軸とした継続的な改善の成果が数値として現れた好事例と言えます。

通常の制作会社では行わないであろう「常駐」という判断。
この「常駐」を行うことで見えてくるものが出てきます。

  • Webサイトに掲載していないが、訴求したほうが良いポイントが見えてくる
  • 表現の正しさやユーザーに届く情報設計の判断・構築を共に考えられる
  • 両社の見解をもとにユーザーにとって伝わる形に落とし込める

こうしたものは、「どんなデザインが良いですか?」というような御用聞きのWebサイト制作会社では見いだせず、また、低予算に合わせたテンプレート版を活用したWebサイト構築方法では見つかるはずもありません。

また、対面する場合はどうしても「人」勝負になるため、寄り添えって共創するパートナーと相性が噛み合ってこそ生まれる成功事例の1つと言えるでしょう。

まとめ

制作・SEO・SNSをバラバラに発注すると担当者間で「言語の断絶」が起き、事業目標を誰も追わない状態になります。一気通貫で動けるパートナーを選ぶことが、最短で成果につながる選択です。

制作・SEO・SNSをバラバラに頼むと何が起きる?

「Web制作はA社、SEO対策はB社、SNS運用はC社」という分散発注は、一見コストを最適化できるように見えます。しかし実際には、各社が自社のKPIを追う中で「事業の売上を伸ばす」という全体目標を担う人間が誰もいなくなります。

広告代理店はクリック数を追い、SEO会社は検索順位を追い、制作会社はデザインの完成度を追う——それぞれが担当範囲を最適化しようとしますが、全体戦略を設計する人間がいない状態では、施策がバラバラに動くだけで成果につながりません。

社内のWeb担当者が各社の窓口となり、調整・翻訳に追われ、本来の業務が止まってしまう。これが「バラバラ発注」の典型的な失敗パターンです。

制作・SNS・SEO・LLMO対策を一気通貫で相談するには?

「制作の表現力」と「集客戦略の設計力」を分断させずに提供できる体制を持っている会社に相談することを推奨します。

「今のサイトで集客できていない」「新規制作から集客まで一貫して相談したい」という方は、無料相談からお気軽にどうぞ。

この記事の執筆者

山川晃太郎

株式会社Revision代表取締役 山川晃太郎

マーケティングを強みにしたWeb制作を中心に事業を展開。
Web制作とSNS運用に強い株式会社Revisionの公式サイトはこちら

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